今までいろいろな実験を繰り返してきましたが、そろそろ本格的な試作機を作ってテストをしなければなりません。
しかしどうやって作ればいいのだろう?
いろいろな方からアドバイスを頂きました。
himuroプロジェクトをここから先に進めるには、
・求められるスペックをもとに設計図を描くことができる人材がまず必要。
・パーツの調達先などに熟知したコーディネーターも必要
・地元の工業高校の先生を巻き込んで、生徒と一緒にデザインし、ものづくりはその先生の知り合いに頼んでいくということはできないか。
・クラウドワーキングサイトに投げてみるのも方法
・東大阪には「クリエイション・コア大阪」という相談窓口がある
・新潟の燕三条に「燕三条地場産業振興センター」というのもある。ここは刃の名産地!
・その他各地の中小企業の集積地にもこういうネットワークがあるのではないか。
とのことでした。
確かに設計図の制作をはじめ、筐体の強度や各動力のスペック、安全性の担保、特許技術の調査、標準品でまかなえる部品と金型から製作すべき部品の選定な ど、プロトタイプ制作に至るまでに専門家に関わってもらいたいことが無数にあります。
「氷文化発祥の奈良から次世代かき氷製造機を開発したい!」というプロジェクトなので、できれば奈良県内の製造業の方に関わってほしいです。
そして都合の良い考えですが、できれば外注に出すというスタンスではなく、このプロジェクトに興味をもってパートナーとして参画してもらいたいです。
調べてみると奈良にも「奈良県産業振興総合センター」というところがあったので、さっそく尋ねました。
ところが担当してくださった方によると、こういう機械の試作をやってくれる会社は奈良で思い当たらないとのことでした。泣
確かに県内の主な工業団地に入居している企業のほとんどは、大阪などの他府県企業の「奈良工場」ばかりです。
県内では難しいとなれば奈良→大阪→関西→全国とアンテナを拡げるしかありません。
翌日、梅田のヨドバシカメラの生活家電フロアに行き、ブレンダーやミキサー、フードプロセッサーを作っているメーカー名を片っ端から調べました。これらの機器はかき氷製造機同様、モーターと刃を使用します。
D-STYLIST、バーミックス、ブラウン、クイジナート、テスコム、ティファール、タイガー、山本電気、YAMAZEN、フィリップス、ゼンケン、プライム、HUROM、エスキュービズム、仲佐、Oster、Siroca、ビタントニオ、HI-Rose、デロンギ、貝印、コイズミ、岩谷産業、ツインズ、プリンセス、Ferrano、Pieria、パール金属、ドリテック、イズミ、ラッセルホブス
ヨドバシに展示しているブランドだけで31社ありました。この中には海外ブランドや輸入元(や販売代理店)で、製造メーカーではないところもあると思いますが、ひとつひとつリサーチして、パートナーになれる可能性を探ってみようと思いました。
つづく。
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