製品化に向けてパートナーになっていただいた羽室さんと、いよいよ基本設計が始まりました!
検討すべき項目や機能は、
☆マシンサイズ
できれば高さを300mm以下、奥行きも300mm以下のコンパクトなマシン
☆氷削メカニズム
現行のスライド機構は、部品点数が多い上に耐久性にも問題がありそうなので、もっとシンプルで堅牢な仕組み
☆刃の自動調整機構(刃の出具合・刃の角度)
氷の素材や表面温度によってベストな刃の角度や出具合を自動調整する機能
☆モーターと電源
場所を選ばずに稼働できるように、DCモーターを搭載しバッテリー駆動
☆防振と静寂性能
氷削中に本体が揺れない剛性や氷を削る音だけが聞こえるレベルの静寂性を追求
☆氷片・融解水受けの設置
電気系統やモーターまわりに対する防水と、削られて小さくなった氷や溶けた水を貯めたり、簡単に捨てる仕組み
☆分解・清掃・メンテナンスのしやすさ
食品加工機なので、毎回、毎日水洗いや清掃が必要。簡単に分解・洗浄・組み立てができる仕組み
☆食品加工機としての安全性
腐食や摩耗、パーツの破損欠落などがおきにくい仕組みや素材
絶対に欠落パーツなどが食品に混入しない構造
操作時に怪我をしない構造
☆高いエンターテイメント性
氷=冷たい=童心に帰れるので、単なる食品加工機械ではなく、氷を削りながら人々を楽しくする機能
などなど、たくさんあります。(^_^)
しかし、一番大切なことは、
・氷削品質
・扱いやすさ
・食品加工機械としての安全性
です。
「かき氷」という食品を扱う上での「安全・安心・衛生」と、シンプルで壊れにくく、使いやすい構造を創り上げること。まずは、この部分にフォーカスして基本設計を進めることにしました。
himuro PV → https://youtu.be/kuvod81lXj8
つづく。
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