昨夜は通常業務終了後、若い職員と馴染みの居酒屋に行き、業務用製氷機でできる氷の氷削実験を行いました。
業務用製氷機でできる氷は32mm×28mm×28mmの直方体で、家庭用冷蔵庫に付属する製氷皿でできる氷より一回り大きいサイズです。
このサイズの氷の場合6個で100g、生中や酎ハイのグラス一杯のかき氷を作ることができました。
ということは、氷をタテに積んでも18cmほどですので、当初のラフ案1のタテ1列で「シュッとしたデザイン」のものが出来そうです!
グラスを置くスペースとして18cm、キューブアイス収納部分で約20cm、押さえバー部分の工夫(たとえば側面から氷を押さえるなど)をすれば 一升瓶(約40cm)ほどの高さで出来るかもしれません。
氷が1列の場合は3列仕様と違って回転体がひとつなので静寂性能に貢献します。(逆に2列仕様ならマシン高さを低くできます。)
氷を削る刃は、28mm×28mmの正方形面を底面で回転して削るには刃渡り15mm程度のものになります。かんなの木屑でいうとかなり短い氷片 です。なので電気かんなのような回転機構にすれば長さ30mmほどの氷片になりフワフワ感が増すかもしれません。
さらにそれを側面から削れば18cm(途中で折れますが)の長〜い氷片になるかもしれません。
また押さえバーを収納部分と同じサイズにすると60cm弱の高さになります。60cmというのはハンドジューサーの高さで、この度のかき氷マシンはこ の形状からインスパイアしました。
一人暮らしの女性をターゲットにしたコンシューマー用の場合は、家庭用冷蔵庫の氷を使うことになりますが、この氷のサイズは、ホームセンターに いろいろなサイズの製氷皿があり大きさは一定しません。
そこで、コンシューマー用は専用製氷皿を付属して、28mm×28mm×180mmの直方体を作れるようにすればこの問題はクリアです。
モーターも連続運転しませんので低性能省電力のものを使えますので、乾電池で稼働させることも可能です。
家庭用は、デザインを底面3cm×の3cm正方形で高さ30cm程度のシンプルなスタイルにして、氷を側面から充填、電池駆動と いうのも面白いかもしれません。(専用製氷皿付)
業務用の場合は静かに連続運転ができる高性能モーターが必要なのでAC電源仕様になるでしょう。
イメージがどんどん固まってきます。
つづく。
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