今日はいよいよひむろしらゆき祭の日。
お天気も良く、たくさんの人が来てました。
かき氷店はどこも行列です。人気のかき氷は、事前に前売り券を買わないと売りきれるとか・・・。 (O_O)
来年はここに自分もいるんだというイメージをしっかり作り、開発へのパワーを頂きました。
http://himuroshirayuki.wixsite.com/himuroshirayuki
夜はスペシャルイベントとして「かき氷サミット」が行われ、その様子を藤原先生に教えてもらいました。
かき氷サミットでは、有名店「赤鰐」、「さくら氷菓店」、「ほうせき箱」、「しもきた茶苑大山店」の店主が、氷の削り方からオリジナルメニューの開発秘話、一杯のかき氷にかける熱い思いなどを語り合ったそうです。
その中で、どんなかき氷製造機を使っているかを4人が披露したのですが、やはり池永鉄工さんの「スワン」と中部コーポレーションさんの「Hatsuyuki(初雪)」のどちらかでした。
「鋼の刃かステンレスかは好みなのだが、氷の温度によっても使い勝手が違う」
「調整レバーが手前にあるか横かで、作業効率が異なる」
「かき氷の高さを出したい場合には、下が大きく開いて柱がない新製品の方が作りやすい」
食感やかき氷の品質アップだけでなく、店主のこんな要望に対して、両社とも改善に次ぐ改善を繰り返しており、業務用かき氷製造機市場に参入することは並大抵なことではなさそうです。
himuroはどんなポジションを目指せばいいのでしょうか?
さっそく藤原先生、乾社長とMGDを行いました。(MGD=メールでグループディスカッション。笑)
私たちが参入できるチャンスがあるのは、業務用か?家庭用か?
もし業務用だとしたら、
私たちのの目指すべきマシンは、
・おしゃれなイタリアンレストランやカフェ・バー(かき氷をサイドメニューにしているような飲食店)
・マシンが店内から見えるバーカウンターに配置しても十分鑑賞に堪えうるデザイン
・店内のBGMや会話を壊さない静寂性能そして省スペース
・かき氷専門店が扱うブロックアイス(純氷)ではなく、製氷器のキューブアイ スを使用する汎用性
・しかしキューブアイスでもタテ型削りで、純氷ブロックアイスに匹敵するふわふわの食感
・山盛りのかき氷にシロップというスタイルではなく、カクテルグラスなどにいれる少量かき氷(120g程度)や食後のエスプレッソと同時にサーブ するよう な、デザート系かき氷
・シャンパンにかき氷を混ぜるフラペチーノとか、生イチゴを間に入れて一緒に 削り出すソルベのようなメニュー提案
・カフェやレストランでの「女子会」のアペリティフやデザート に、セルフで使わせる演出もいいね
またコンシューマー用なら、
・デザインやおしゃれに敏感な働く女性
・部屋に飾りたくなるようなデザイン
・ペットのような愛着がわくインターフェイス
・himuro独自の機構を利用したオリジナルメニュー提案
・奈良県産のフルーツ(すいかやイチゴ)、茶などを素材としたオリジナル氷の提供
つぎつぎとアイデアが浮かんで、夢は拡がるばかりです。 (^_^)
つづく。
stu-art (スチュアート)は、イタリアのデザイナー・アーティストを応援しています。
http://www.stu-art.jp
mail:info@stu-art.jp ※ @は半角に置き換えて下さい。