開発をすすめることになったかき氷製造機についていろいろ調べてみると、数年前からかき氷がブームになっていることが分かりました。(知らなかった~ (^^ゞ)
かき氷といえば、
こんなイメージしかなかったですが、知らないうちにおもいっきり進化していました!
奈良駅周辺だけでもかき氷店が数10軒あって、人気店はすごい行列です。
ひむろしらゆき祭の特設サイトにはおいそうなかき氷がたくさん並んでいます。
http://himuroshirayuki.wixsite.com/himuroshirayuki
エスプーマを使ったふわふわシロップや、フランスで修行されたパティシエが作った新感覚かき氷など、単に氷にシロップをかけただけではなく、もう完全に新たなデザートジャンルを確立しています。
これは一度食べてみなきゃと、もちいどの商店街の界隈をうろうろしているうちに小西通りの「ことのまあかり」にたどり着きました。このお店ではかき氷のことを削氷(けずりひ)といい、奈良時代ゆかりの人物名がメニューになっています。そのなかから「大海人(おおしあま)」というのを頼みました。
出来てきたのが、これです。すごい量です!
ミルクがけのかき氷のなかに葛餅が入っていて、上からきなこと黒蜜をかけて食べます。
スプーンは発掘用のスコップ。笑
こんなに食べられないと思いましたが、ふわふわな氷が口の中でさっと溶け、あっという間に完食しました
近頃のかき氷恐るべしです。
もともとかき氷といえば、夏祭りの夜店やお好み焼き屋さんのイメージでした。
でも最近ではこんなふうにおしゃれなカフェやレストラン、バーでも食べるようになりました。
これだけかき氷が進化しているのに比べ、マシンの「上から氷を押さえて回転させて削る」というメカニズムは発明当時から100年以上ほとんど進化していません。デザインもレトロといえば良い感じですが、昭和感満載でおしゃれな店のカウンターには似合いません。
これから開発するマシンは、全く新しいメカニズムで、バールやカフェのカウンターにもおけるクールなデザインを目指したいです!
つづく。
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