(国会図書館蔵)
藤原先生のお知り合いでジャーナリストのIさん、インターナショナルスクールのY校長と食事会があり、
かき氷っていつ頃からあったんだろう?という話題になりました。
「室町時代にかき氷を食ってたらおもしろいね。」なんて話していましたが、
帰ってググってみるととんでもないことがわかりました!
『4世紀後半、額田大中彦皇子が、都祁で氷室を発見。皇子はその氷を持ち帰って天皇に献じられ、天皇は歓喜せられた。』 (日本書紀)
『和銅3年(710年)7月22日、勅命により春日山で氷室を創建。翌年6月より70余年にわたり朝廷に献氷。平城京の東西市で氷室の氷を販売。』(氷室神社HP、大宮宮司さまの記事)
『あてなるもの(上品で美しいもの)』として『削氷(かずりひ)の甘葛(あまづら)に入りて、新しき鋺(かなまり)に入りたる』 (枕草子)
と、平安時代には完全な形の「カキ氷」が登場しています。
4世紀といえば大和朝廷の時代、やはり奈良は氷の文化の発祥だった!
よって、製品開発をすすめているかき氷製造機の開発コードネームを ” himuro ” と名付けました。
つづく。
stu-art (スチュアート)は、イタリアのデザイナー・アーティストを応援しています。
http://www.stu-art.jp
mail:info@stu-art.jp ※ @は半角に置き換えて下さい.