カテゴリー別アーカイブ: stu-art story

stu-art exhibition 2015開催! その2  ~グランフロント大阪で映像作品の展覧会開催決定!

展覧会の開催を決め、イタリアの芸術学校訪問の準備をしていた頃、グランフロント大阪のナレッジサロンで交流会があり、「展覧会を開催します!」と参加者の皆さんにご紹介したところ、会に参加されていた大阪大学サイバーメディアセンターのS教授から、グランフロント内にあるThelab.で学生のインスタレーションなどの映像作品の上映展示をやりませんかと、お声をかけていただきました!
Thelab.はグランフロント大阪の北館にあり、中核機関であるナレッジキャピタルが中心となって産官学共同での研究や最新テクノロジーを一般の方々に紹介しているところです。特別なメガネをかけなくても3D映像が楽しめる世界最大のディスプレーや、鏡の前に立つと自分のボディーラインに合わせてファッションアイテムが試着できる「ヴァーチャルフィッティング」など、とても楽しい体験ができるところです。

ThelabFOT

こんな多くの人が集まる場所で展覧会が出来るなんて、まるで夢のようです!
さっそくイタリアの各学校に「平面作品だけではなく、映像作品も出展できますか?」と打診し、詳しくは直接お会いしたときに説明することにしました。

イタリア行きがとても楽しみになりました!

 

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mail:info@stu-art.jp ※ @は半角に置き換えて下さい。

提供: スチュアート ジャパン stu-art Japan

 

stu-art exhibition 2015開催! その1

stu-artのプロジェクトを多くの方に広めるためには、どういう方法が適切かいろいろ検討しました。
それにはwebサイトだけでなく、実際に作品を間近で鑑賞してもらい、イタリアの学生の作品を一同に集めた展覧会やろうと思いつきました。
今年はミラノ万博開催の年でもあり、日本の人々がイタリアに関心を深める良いタイミングです。
さっそく準備に取り掛かりました。

まずは開催会場の検討からです。
展覧会など、今までやったことのないイベントなので、どんな場所がふさわしいか情報を集めたり、展覧会の後援をお願いするために、イタリア文化会館を訪問してみました。
イタリア文化会館は、イタリア外務省が世界各地設置している文化交流推進のための機関です。大阪は肥後橋にあるフェスティバルタワーの17階にあり、イタリア領事館に隣接しイタリア語講座の開催やさまざまなイベントの企画などを行っておられます。

私たちが訪問したとき、光栄にも館長が会ってくださりstu-artのコンセプトに共感してくださった上に、なんとこの文化会館を展示会場として使用したらどうかという大変ありがたい提案をいただきました。

あっという間に展示会場が決まったので、出展校との打ち合わせのために、イタリアへ行くことにしました。

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stu-artストーリー(4) 〜stu-artのロゴコンペ2

オフィシャルロゴを決定しました!!

OffcialLogo

って、もうwebサイトに掲載してますね。(笑)

このロゴは、ミラノ工科大学ポリデザイン学科の大学院生Lorenzo Riminucci君が考案してくれました。
とてもエレガントなデザインながら、パッと見ただけで記憶に残るインパクトや力強さも合わせ持っています。stu-artを出発点にこれから将来大きく飛躍するデザイナーやアーティストを象徴するにふさわしいロゴではないでしょうか?

これは、ミラノ工科大学で行った表彰式の模様です。日本式に「表彰状」を手渡しました。

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Lorenzo君は少しはにかみながらもクラスみんなの大喝采を浴びていました。

To be continued

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stu-artストーリー(3) 〜stu-artのロゴコンペ

stu-artのプロジェクトを立ち上げたとき、いかにしてこのプロジェクトをイタリア国内で広めていくかを考えてみました。このプロジェクトの存在を一番知ってほしいのは、当然芸術学校の学生やイタリア国内で活動するアーティストの人たちです。

そこで、彼らを対象にstu-artのオフィシャルロゴをデザインするコンペを開催することにしました。デザインコンペですから、アートやデザインに関わる人にきっと興味を持ってもらえるだろうと考えたわけです。そして企画書を作り、いろいろな学校やアーティストに働きかけてみました。

すると、ミラノやフィレンツェなどから大変多くの応募をいただきました!ご応募して下さったみなさん、本当にありがとうございました!

写真

応募作品はどれもすばらしく、本当に迷ってしまいました。

webサイトで見たときのイメージ・・・
名刺で差し出したときのイメージ・・・
作品を購入したお客様におくるパッケージのイメージ・・・
覚えてもらいやすく、インパクトがあって、エレガントなデザイン・・・
これから成長するアーティストを象徴するデザイン・・・

何日も悩んだ結果・・・・ついにオフィシャルロゴを決めました!

To be continued

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stu-artストーリー(2) 〜ミラノの芸術学校NABA

イタリアで芸術を学ぶ学生や、いつか世界で認められることを夢見て努力を続けるアーティストやデザイナーを応援するプロジェクトを思い立ち、まずはイタリアの芸術・デザイナー学校にコンタクトをとりました。イタリア国内には、これらの学校が数多くあり、世界中から学生が集まっています。

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一番最初に最初に訪問したのは、ミラノ中心部ガリバルディ駅から地下鉄で20分ほど南下したROMOLO駅の近くにある有名校NABAです。

 

NABA(Nuova Accademia di Belle Arti Milano)は1980年に創設されたイタリア最大規模の芸術デザイン学校で、デザイン、ファッション、グラフィック、総合アート、ビジュアルアート、舞台芸術などの各学科があり、卒業時には大学卒業と同等のディプロマが取得できます。卒業後もアルマーニやトラザルディなどの一流ブランドで活躍している人も多いようです。

 

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NABAでは、ファッションデザイン学科のニコレッタ先生が暖かく出迎えてくれました。先生は、学生たちに対して日本で販売するという新たな目標を掲げることでモチベーションを高めることができる、自分の作品を「商品」という目で現実を見つめ直しながら作品の完成度が高めていけるという点で、この企画は大変興味があるとおっしゃって下さいました。そして卒業制作やこれまでに制作した作品を学生がstu-artに出品することも同意していただけました。

ニコレッタ先生に出会い、stu-artが単なる発想から形のある具体的なプロジェクトに変わりました。

To be continued

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stu-artストーリー(1) 〜それはイタリアから始まりました。

それはイタリアから始まりました。

イタリア行きが決まった9月のある晴れた日の夕方、車でpoco(ポコ)というバンドのCDを聴いていました。ポコは、イーグルスの2人のベーシスト、ランディマイズナーや、後任のティモシーシュミットがイーグルスに加入する前に在籍していたバンドです。poco
ホテルカリフォルニアが大ヒットしたイーグルスは知ってる人も多いですが、ポコを知ってる人はあまり見かけませんね。
でもとてもよい曲がそろっています。Indian SummerやFrom The Insideなどのアルバムはホント名盤だと思います。
しかし、(少なくとも日本では)ビッグネームにはなれなかった・・・。

どんな世界でもそうですが、特に音楽や芸術の世界は本当に厳しく、大きな夢をもって努力する若者は無数にいるのに、誰もが知るアーティストやブランドになれるのは、ほんの一部だけ・・・・そしてその傾向は最近ますます強くなっている・・・。

そのとき、ふと思いました。こういう頑張っている人、特にアーティストを応援することはできないだろうか・・・・
ここでイタリア行きと結びつきました。

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そうだ、イタリアといえば、アート・デザインの国。(なにせルネサンス発祥ですから・・。)
きっと、知名度はなくてもすばらしい才能を持つアーティストがたくさんいるだろう。またアーティストやデザイナーになるために芸術を学ぶ学生・・・・将来は、プラダ、フェラガモ、ディーゼル、フィアット、アルファロメオ、カッシーナなどの一流企業に就職したり、独立してアーティストを目指す学生・・・・こういう人たちを応援するプロジェクトはできないだろうか?

アーティストにとって一番うれしく、モチベーションが上がるのは、きっと多くの人が自分の作品を見に来てくれたり、購入してくれることだろう。
彼らが自分の夢を実現するために、またそのモチベーションを高めることに関わるのは、30年近く生徒を指導してきた自分の領域とも重ねることができる。
そう考えると、これはとてもおもしろいプロジェクトだと思い、さっそくイタリアの学校にコンタクトをとりました。
To be continued

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