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フィレンツェでグラフィックを学ぶナジャ(Accademia Cappiello)

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北イタリアにある山あいの村で、三人の兄弟姉妹といっしょに育ったナジャは、16歳の時初めてカメラを買ってもらったことがきっかけで、グラフィックアートに興味を持ち、運転免許なんかそっちのけでアルバイトをして、貯めたお金で念願の一眼レフを購入したそうです。

そして2011年のある日、ミラノでメイクアップアーティストとして活躍していた叔母が、クルーズ船で開かれるイベントに彼女を誘ってくれました。その時、ショーのバックステージを撮影していたジャンルカ氏と出会うことで、彼女の未来が形になり始めました。クルーズ船を降りるとき、彼女の情熱を買ってくれた彼が、ヴェローナにある彼のスタジオで働くように提案してくれたのです。

その後ナジャは彼に弟子入りをし、いろいろな技術を学び、彼のそばにくっついてできる限りのことを吸収したそうです。「新しい人生の始まり」と思うくらい彼女は刺激的な毎日をおくりました。

そして今、彼女はフィレンツェのアカデミアカピエッロでグラフィックデザインを学んでいます。しかしまだまだ若い彼女は、写真家になることだけでなく、いろいろな夢を持っています。どれを選ぶべきか迷ったときは旅に出て、知らない土地でいろいろな人と出会うなかで「自分が本当にやりたいこと」を探すのだそうです。新しい土地が自分をさらに成長させてくれると信じ、今は世界をまわっていろいろなことを学びたいと考えています。

次に彼女は何を見つけるのでしょうか?

最後に彼女の作品を紹介します。

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フィレンツェの美術学校Accademia Cappiello(カピエッロ)

レオネット・カッピエッロ アートデザイン学校(Accademia d’Arte e Design Leonetto Cappiello)

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フィレンツェの有名芸術学校アカデミア・カピエッロ(Accademia Cappiello)は、生徒達が創造性を表現し、そしてその創造性を実際の仕事で活かすチャンスを見出すのに理想的な場所となっています。ここはアイディアを形にできる場所なのです。

学校の名前は、1900年代初頭にパリで活躍したリボルノ出身のイラストレーター、レオネット・カッピエッロにちなんで名づけられました。1956年8月28日に教育文部省公認の学校になり、イタリアの芸術学校の中で一番最初もしくは、初めにできた学校のうちの一つです。

60年余りの歴史を有し、教育と養成の経験とすぐれた教員のおかげで、アカデミア・カピエッロは、グラフィックデザイン、インテリアデザイン、デジタルコミュニケーションの分野でプロの養成をすることに特出した実績を持つ私立の教育機関となっています。

熟練の教授は、自身のアーティストとしての側面を発揮すると共に、一方では教育者として情熱を傾けてきました。授業では、最適なソフトフェアを使用しつつ、生徒の作品の完成を指導し、また教授達の経験を生かし厳しい仕事の世界で生きていくための最良のものを提供しています。この学校の主なプログラムとなっている広告用グラフィックデザイン、インテリアデザイン、そしてデジタルコミュニケーションは、一年間のコースとなっています。学生たちは、一年間で集中的に、専門的でプロフェッショナルな内容の濃いカリキュラムの授業を受けることができます。また夜間のコース(期間は様々)もあり、2014年からは外国人向けに英語のコースも開いています。

アカデミア・カピエッロの生徒達は多くのコンクールに参加し、これまでに数多くの褒賞や賞を獲得しています。2013年春、学校は、場所と校舎を一新し、フィレンツェのミケランジェロ大通りに移転し、記念式典が開催されました。

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フィレンツェのフランチェスコ・ディベネデッティ(Accademia Cappiello)

今日は、フィレンツェにある美術学校Accademia Cappiello(カピエッロ)の学生フランチェスコ・ディベネデッティ君を紹介します。
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1977年南イタリアのバルバッタで生まれた彼は、もともと絵を描くのは好きだったけれど数学も得意だったので、会計士の専門学校を卒業し大学では経済学を学びました。彼は、変化することが嫌いなようで、子どもの頃から自分の時間といるべき場所をきっちり決めて、規則正しい毎日を過ごしていたようです。

しかしそんなある日、彼の人生のパートナーになるスザンナと出会い、変化が大嫌いだった彼の人生がガラリと変わります。スザンナは彼と全く正反対の性格らしく、新しいことに挑戦することが大好きだそうです。2人は、互いに影響を受けながら愛し合い世界中を旅して回りました。そして最終的にフレンツェに移り住んだ彼は、ルネッサンス文化の色濃いこの町に刺激され、子どもの頃のように絵を描くようになりました。

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また、絵を描く傍ら彼は執筆の仕事も始め、これがインターネットのおかげで、風刺ライターとしてちょっとした成功を収めました。彼の書いたものが雑誌、インターネット・サイト、本、テレビ番組で取り扱われるようになり、いくつかの出版社からも仕事をもちかけられるようになってきました。ユーモアは広告のスパイスになると考えた彼は、自分の中から湧き出る創造力を広告の世界で活かすことに決めました。

作品の中でユーモアやパラドックスを用いるのが彼のスタイル。ミニマリズムやシュールレアリズム、幾何学や数学を想起させるものが、今はお気に入りのようです。

Illustrazione per Alice in Wonderland

 

 

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stu-artストーリー(4) 〜stu-artのロゴコンペ2

オフィシャルロゴを決定しました!!

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って、もうwebサイトに掲載してますね。(笑)

このロゴは、ミラノ工科大学ポリデザイン学科の大学院生Lorenzo Riminucci君が考案してくれました。
とてもエレガントなデザインながら、パッと見ただけで記憶に残るインパクトや力強さも合わせ持っています。stu-artを出発点にこれから将来大きく飛躍するデザイナーやアーティストを象徴するにふさわしいロゴではないでしょうか?

これは、ミラノ工科大学で行った表彰式の模様です。日本式に「表彰状」を手渡しました。

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Lorenzo君は少しはにかみながらもクラスみんなの大喝采を浴びていました。

To be continued

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stu-artストーリー(3) 〜stu-artのロゴコンペ

stu-artのプロジェクトを立ち上げたとき、いかにしてこのプロジェクトをイタリア国内で広めていくかを考えてみました。このプロジェクトの存在を一番知ってほしいのは、当然芸術学校の学生やイタリア国内で活動するアーティストの人たちです。

そこで、彼らを対象にstu-artのオフィシャルロゴをデザインするコンペを開催することにしました。デザインコンペですから、アートやデザインに関わる人にきっと興味を持ってもらえるだろうと考えたわけです。そして企画書を作り、いろいろな学校やアーティストに働きかけてみました。

すると、ミラノやフィレンツェなどから大変多くの応募をいただきました!ご応募して下さったみなさん、本当にありがとうございました!

写真

応募作品はどれもすばらしく、本当に迷ってしまいました。

webサイトで見たときのイメージ・・・
名刺で差し出したときのイメージ・・・
作品を購入したお客様におくるパッケージのイメージ・・・
覚えてもらいやすく、インパクトがあって、エレガントなデザイン・・・
これから成長するアーティストを象徴するデザイン・・・

何日も悩んだ結果・・・・ついにオフィシャルロゴを決めました!

To be continued

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Milanoのアクセサリーデザイナー Elisa Corradi

今日はとてもかわいいアクセサリーを紹介します。

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ミラノ在住のアーティストElisa Corradi(エリーザ・コラーディ)の作品です。彼女は美術学校を卒業後、小学校や中学校で子供たちにアートワークを教えながら、絵画やオブジェ、アクセサリーの制作を行なっています。数々の作品の中でも、プラスチックやメタルのパーツ、はぎれなど、様々なリサイクル素材を用いて制作しているネックレスは、1つずつが異なった大変ユニークなコレクションです。

その中から、いくつかの作品を紹介しましょう。

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彼女は、自分がアクセサリーを作るようになったきっかけをこんなふうに話してくれました。

「グラーニエヴァーギ(Granievaghi)。私が幼い頃、生まれて初めてジュエリーに恋したお店の名前よ。連れて行ってくれたのはアンナおばあちゃん。(ちなみに八歳になる彼女の娘もアンナという)。私の八歳のころはというと、素敵なジュエリーでいっぱいのお店の中を『不思議の国のアリス』よろしく駆け回ってた。女の子らしくて可愛いものはなんでも好きだったけれど、家では男の子の服ばかり着させられていたの。(笑)実用的だけど、心躍る美しさはなかったわ。そこで目をつけたのが、小物がいっぱいに詰められたカゴ。カラーテープ、金色の鈴、いろんな形の木箱、指輪。さらには厚手お布で作られたカラフルなネックレス、真珠、色紙なんかもあった。カゴの中身は「不思議の国」の材料だったわ。」

「そのうち私は技術を身に付け、強く願えば、どんなに美しいものでも作り出せることに気づいたの。いろんなものがごちゃ混ぜのカゴが私は大好きで、どうにかして何かを作り出したいと思い、カラーテープに真珠やボタン針金などを結びつけながら、少しづつジュエリーを作ってみた。私の手に触れることで、ばらばらだった材料が一つのアクセサリーになることをイメージしながら。出来上がったアクセサリーをじっと眺めていると、私の中から、もっといろいろ作ってみたいという気持ちが湧いてきた。好きなことにたっぷり時間が使えた私の幼少時代はそんなところよ。」

母になった彼女は、今でもその情熱は変わっていないと言います。

「作品を創作しているとき、さまざまな思考を溶け合わせ、魔法のようなカタルシスを感じながら、美を追求する中でほのかな悲しみまでも感じるたったひとりの思考の時間が大好き。だから、象徴的なもの、私だけに特別なもの、周りの環境や人の記憶に残るものを好んで素材に用いる。現実に存在する何かに、人生の瞬間瞬間をつなぎとめる。そのおかげで自分は前向きでおれたし、話し合い、よく考え、創造活動を通して純粋になることもできた」と話してくれました。

一見アバンギャルドなテイストながら、かわいさだけでなく、気持ちを前向きにさせるパワーを感じさせてくれる作品ですね。

最後に、彼女自身がモデルになったショットをどうぞ!

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MILANOのLaboratorio Graffe

ミラノ工科大学のすぐ近くに、プロダクトデザインとインテリアデザインの制作スタジオLaboratorio Graffeはありました。

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このグループは、ミケーレ、カロリーナ、ルーカ、カテリーナの四人で結成され、それぞれが工業デザイナーの道を歩むうちに出会いました。

Graffeでは、作品と人間、作品と環境との関わりを研究し、デザインに活かしています。昨年はトリノ市で開催されたデザイナーズグループの展覧会”OPERAE”にも出展しました。

作り手の思いがこもった良いデザインには、さまざまな事を融合させながらプロジェクトを進めることができたり、現在と過去、古い素材と新しい素材を共存させるパワーがあると、彼らは信じています。彼らは、単なる消費材ではなく、愛着をもって長く利用されるモノを生み出し続けています。

 

やさしさと自然な風合いを感じさせるスイッチ

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フロアスタンド  シェードからもれる灯りがとっても暖かいですね。

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シンプルなペンダント

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Graffeのみなさんです!

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TORINOのNPO 〜Laboratorio Zanzara

今日はトリノにあるLaboratorioZanzaraを紹介します。ミラノからFreccia Rossaに乗って西へ約1時間、2006年に冬季オリンピック(荒川静香さんが金メダルをとった大会ですね!)が開催されたトリノ市は、フィアットの企業城下町として発展しました。

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LaboratorioZanzara(ラボラトリオ・ザンザーラ)は、知的なハンディがある方がデザイン、写真、ビジュアル・コミュニケーションなどの芸術や創作を通じて市民との関わりを深めるために生まれた非営利団体です。

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このNPOには、2つの重要なポリシーがあります。1つ目は、作品を制作する時間を存分にかけることができる環境をつくること、もうひとつは、どんな作品でもかけがえのない財産であるということ認めることです。創造力は、ハンディのある方々にとって、仕事をする原動力となり、仕事ができるということは市民としての権利を再確認できることでもあります。

LaboratorioZanzaraにお邪魔したとき、多くの方が創作に取り組んでいました。

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このプロジェクトが成り立っているのは、工房運営から得た多くの経験とトリノ市民の協力、そしてヴィジュアル・コミュニケーションやデザイン、アートを教える教授陣の大きな愛情とサポートがあるからです。互いに理解をするということを大切にしてきた過程で、ハンディーを持った方たちが創る作品には大きな意味があり、このプロジェクトに関わった人々との共生の証です。

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foto di Michele D’Ottavio

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とても純粋で新鮮な色使いの作品が印象的でした。

最後にみなさんで記念撮影!

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PAVIAのアクセサリーデザイナー

stu-artが応援するのは、学生だけではありません。もともとstudy、studentの語源はラテン語のstudiumで「情熱・熱意」を表します。飛躍すれば、studentとは学生に限らず、いくつになっても、「情熱をもって、芸術に取り組む人」ということになります。

というわけで、今回はPAVIAでファッションアクセサリーやジュエリーを創るオーストラリア人のAngharad Rixonを紹介します。PAVIAの街の細い石畳の道を上がっていくと、彼女のアトリエがありました。

彼女は、国際的に有名なファッションデザイナーの元で、編み物やレース編みに関するデザインに長く携わり、数年前に自身のアトリエと学校Textile Supportを立ち上げました。銀や金などの貴金属を素材に用い、イタリアの伝統的な技法メルレットなどを現代風に蘇らせた作品が特徴です。

P1000506こんなふうに、金属糸を1本1本ていねいに編んでいきます。しばらくするとこんなに美しいアクセサリーになります。

Merletto in Filo di Metallo Textile Support

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とても繊細で、美しいデザインですね。

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stu-artストーリー(2) 〜ミラノの芸術学校NABA

イタリアで芸術を学ぶ学生や、いつか世界で認められることを夢見て努力を続けるアーティストやデザイナーを応援するプロジェクトを思い立ち、まずはイタリアの芸術・デザイナー学校にコンタクトをとりました。イタリア国内には、これらの学校が数多くあり、世界中から学生が集まっています。

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一番最初に最初に訪問したのは、ミラノ中心部ガリバルディ駅から地下鉄で20分ほど南下したROMOLO駅の近くにある有名校NABAです。

 

NABA(Nuova Accademia di Belle Arti Milano)は1980年に創設されたイタリア最大規模の芸術デザイン学校で、デザイン、ファッション、グラフィック、総合アート、ビジュアルアート、舞台芸術などの各学科があり、卒業時には大学卒業と同等のディプロマが取得できます。卒業後もアルマーニやトラザルディなどの一流ブランドで活躍している人も多いようです。

 

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NABAでは、ファッションデザイン学科のニコレッタ先生が暖かく出迎えてくれました。先生は、学生たちに対して日本で販売するという新たな目標を掲げることでモチベーションを高めることができる、自分の作品を「商品」という目で現実を見つめ直しながら作品の完成度が高めていけるという点で、この企画は大変興味があるとおっしゃって下さいました。そして卒業制作やこれまでに制作した作品を学生がstu-artに出品することも同意していただけました。

ニコレッタ先生に出会い、stu-artが単なる発想から形のある具体的なプロジェクトに変わりました。

To be continued

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