北イタリアにある山あいの村で、三人の兄弟姉妹といっしょに育ったナジャは、16歳の時初めてカメラを買ってもらったことがきっかけで、グラフィックアートに興味を持ち、運転免許なんかそっちのけでアルバイトをして、貯めたお金で念願の一眼レフを購入したそうです。
そして2011年のある日、ミラノでメイクアップアーティストとして活躍していた叔母が、クルーズ船で開かれるイベントに彼女を誘ってくれました。その時、ショーのバックステージを撮影していたジャンルカ氏と出会うことで、彼女の未来が形になり始めました。クルーズ船を降りるとき、彼女の情熱を買ってくれた彼が、ヴェローナにある彼のスタジオで働くように提案してくれたのです。
その後ナジャは彼に弟子入りをし、いろいろな技術を学び、彼のそばにくっついてできる限りのことを吸収したそうです。「新しい人生の始まり」と思うくらい彼女は刺激的な毎日をおくりました。
そして今、彼女はフィレンツェのアカデミアカピエッロでグラフィックデザインを学んでいます。しかしまだまだ若い彼女は、写真家になることだけでなく、いろいろな夢を持っています。どれを選ぶべきか迷ったときは旅に出て、知らない土地でいろいろな人と出会うなかで「自分が本当にやりたいこと」を探すのだそうです。新しい土地が自分をさらに成長させてくれると信じ、今は世界をまわっていろいろなことを学びたいと考えています。
次に彼女は何を見つけるのでしょうか?
最後に彼女の作品を紹介します。
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