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stu-art exhibition 2015開催! その5 ~学校訪問

週末をミラノで過ごし、月曜日からフィレンツェのI.E.D.firenze( Istituto Europeo di Design)、Isia design 、Accademia d’Arte e design Leonetto Cappiello、ボローニャのL.UN.A.( Libera Università delle Arti)、トリノのLaboratorio Zanzara、そして再びミラノに戻り、N.A.B.A.( Nuova Accademia di Belle Arti)、I.E.D.本部( Istituto Europeo di Design)、Politecnico di Milanoと、展覧会参加予定
の学校を精力的に訪問しました。

どの先生も今回の展覧会を大変喜んでくださいました。日本で学生の作品を発表する機会を持つことは、学生のモチベーションを高め、今まで以上に努力するようになるからです。

 

フィレンツェのアートデザイン学校、レオネット・カッピエッロの教授と打ち合わせ

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ボローニャのL.UN.A..( Libera Università delle Arti)の校長先生と学校の玄関で。
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トリノのNPOアートスクールLaboratorio Zanzaraの先生と打ち合わせ
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ミラノに戻ってN.A.B.A.( Nuova Accademia di Belle Arti)の先生方とカフェでミーティング
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I.E.D.( Istituto Europeo di Design)の本部にお邪魔して担当教授と握手
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Politecnico di Milano(ミラノ工科大学)の映像工房の教授と打ち合わせ
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各学校からどんな作品が届くか、楽しみです。

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stu-art exhibition 2015開催! その4 ~ミラノ工科大学マスターコース

ミラノ到着の翌日から、いよいよ行動開始です。

最初の予定は、ミラノ工科大学アートディレクション&コピーライティング科マスターコース で教えておられるルイージ教授のストゥーディオでランチミーティングです。
教授は、今年度教えるクラスの学生を集めてくださっており、学生のみなさんの手料理でランチを頂きました。みんな自分が生まれ育ったところの郷土料理や、家庭料理を作って紹介してくれました。
とてもおいしかったです!

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そして、今週末はイースター(Easter)ということで、エッグも登場!

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ランチの後は、ミーティングです。
展覧会をstu-art exhibition 2015と名付け、そのポスターロゴを彼らが考案してくれることになりました。
ミラノ万博イタリアパビリオンのメインテーマは、「VIVAIO(植木畑)」とされ、若い苗を育てるごとく「イタリアの若者たちの創造性を育てる」というコンセプトなので、それにちなんだデザインにすることも話し合いました。

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最後に教授、学生のみなさんとチーズ!(イタリアもハイ、チーズでした!)
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stu-art exhibition 2015開催! その3 ~そしてイタリアへ

イタリア文化会館で、平面作品の展覧会、そしてグランフロント大阪での映像作品の展覧会、イタリアの学生たちが大喜びしそうなおみやげを持って、イタリアへ飛びました。

今回はドーハ経由、マルペンンサ行きの飛行機です。経由地のドーハは昨年よりハマド国際空港が一般利用されるようになりました。
とてつもなく広い空港です。

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トランジット時間を入れて、22時間・・・ようやくミラノに到着しました。
ミラノは5月から始まる万博に向けて空港や地下鉄の駅、道路など、あちこちで工事が行われていました。Duomo横のガッレリアの入り口も前と違う雰囲気。

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stu-art exhibition 2015開催! その2  ~グランフロント大阪で映像作品の展覧会開催決定!

展覧会の開催を決め、イタリアの芸術学校訪問の準備をしていた頃、グランフロント大阪のナレッジサロンで交流会があり、「展覧会を開催します!」と参加者の皆さんにご紹介したところ、会に参加されていた大阪大学サイバーメディアセンターのS教授から、グランフロント内にあるThelab.で学生のインスタレーションなどの映像作品の上映展示をやりませんかと、お声をかけていただきました!
Thelab.はグランフロント大阪の北館にあり、中核機関であるナレッジキャピタルが中心となって産官学共同での研究や最新テクノロジーを一般の方々に紹介しているところです。特別なメガネをかけなくても3D映像が楽しめる世界最大のディスプレーや、鏡の前に立つと自分のボディーラインに合わせてファッションアイテムが試着できる「ヴァーチャルフィッティング」など、とても楽しい体験ができるところです。

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こんな多くの人が集まる場所で展覧会が出来るなんて、まるで夢のようです!
さっそくイタリアの各学校に「平面作品だけではなく、映像作品も出展できますか?」と打診し、詳しくは直接お会いしたときに説明することにしました。

イタリア行きがとても楽しみになりました!

 

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stu-art exhibition 2015開催! その1

stu-artのプロジェクトを多くの方に広めるためには、どういう方法が適切かいろいろ検討しました。
それにはwebサイトだけでなく、実際に作品を間近で鑑賞してもらい、イタリアの学生の作品を一同に集めた展覧会やろうと思いつきました。
今年はミラノ万博開催の年でもあり、日本の人々がイタリアに関心を深める良いタイミングです。
さっそく準備に取り掛かりました。

まずは開催会場の検討からです。
展覧会など、今までやったことのないイベントなので、どんな場所がふさわしいか情報を集めたり、展覧会の後援をお願いするために、イタリア文化会館を訪問してみました。
イタリア文化会館は、イタリア外務省が世界各地設置している文化交流推進のための機関です。大阪は肥後橋にあるフェスティバルタワーの17階にあり、イタリア領事館に隣接しイタリア語講座の開催やさまざまなイベントの企画などを行っておられます。

私たちが訪問したとき、光栄にも館長が会ってくださりstu-artのコンセプトに共感してくださった上に、なんとこの文化会館を展示会場として使用したらどうかという大変ありがたい提案をいただきました。

あっという間に展示会場が決まったので、出展校との打ち合わせのために、イタリアへ行くことにしました。

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フィレンツェでイラストレーターを夢見るクラウディナ(Accademia Cappiello)

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情熱とは、ものによっては先天的で、私たちの中にずっと隠れている。本当の感動を教えてくれるような出来事が起こった後に、それが偶然見つかったり、ひょっこり顔を出したりするものです。

クラウディナが5歳のとき、両親がサプライズの贈り物をしてくれました。それは絵を描くためのキャンバスでした。嬉しくて嬉しくて仕方がない彼女は、1000個の絵の具でそのキャンパスを埋め尽くしたいと瞬時に思ったそうです。でも、そんな彼女に両親はとんでもないことを言いつけました。

「何を描きたいかはっきりわかるまで、キャンバスには何も描いてはいけません」。

描き始める前には、必ずアイデアが必要で、それがわかるまで、キャンバスは両親の部屋で待たされることとなりました。しかしそれがさらに彼女の欲望を掻き立て、創造力もぐんぐん湧いてきました。本当の画家になって、キャンバスに絵を描く日を何度も想像したそうです。5歳の女の子の面倒を見るのは、まったくもって容易ではないですねと、彼女は明るく笑いながら話してくれました。

ある晴れた日、彼女はとんでもなく早起きをして、両親の部屋の前にやってきました。そして彼らが眠っているあいだに、手に筆を握り締めて、忍び足で中に入ったのでした。

そのとき、何を描いたのか彼女はよく覚えていません。もうずいぶん前の話ですから。でも、はっきり覚えているのは、いろんな感情が次々と押し寄せ、真っ白なキャンバスは、めちゃくちゃな色彩の絵で埋め尽くされてしまったことだけだそうです。

「あらゆる子供の中には芸術家が潜んでいる」

彼女は身をもってそれを学びました。

では、クラウディナの作品をいくつか紹介しましょう。

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フィレンツェでグラフィックを学ぶナジャ(Accademia Cappiello)

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北イタリアにある山あいの村で、三人の兄弟姉妹といっしょに育ったナジャは、16歳の時初めてカメラを買ってもらったことがきっかけで、グラフィックアートに興味を持ち、運転免許なんかそっちのけでアルバイトをして、貯めたお金で念願の一眼レフを購入したそうです。

そして2011年のある日、ミラノでメイクアップアーティストとして活躍していた叔母が、クルーズ船で開かれるイベントに彼女を誘ってくれました。その時、ショーのバックステージを撮影していたジャンルカ氏と出会うことで、彼女の未来が形になり始めました。クルーズ船を降りるとき、彼女の情熱を買ってくれた彼が、ヴェローナにある彼のスタジオで働くように提案してくれたのです。

その後ナジャは彼に弟子入りをし、いろいろな技術を学び、彼のそばにくっついてできる限りのことを吸収したそうです。「新しい人生の始まり」と思うくらい彼女は刺激的な毎日をおくりました。

そして今、彼女はフィレンツェのアカデミアカピエッロでグラフィックデザインを学んでいます。しかしまだまだ若い彼女は、写真家になることだけでなく、いろいろな夢を持っています。どれを選ぶべきか迷ったときは旅に出て、知らない土地でいろいろな人と出会うなかで「自分が本当にやりたいこと」を探すのだそうです。新しい土地が自分をさらに成長させてくれると信じ、今は世界をまわっていろいろなことを学びたいと考えています。

次に彼女は何を見つけるのでしょうか?

最後に彼女の作品を紹介します。

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フィレンツェの美術学校Accademia Cappiello(カピエッロ)

レオネット・カッピエッロ アートデザイン学校(Accademia d’Arte e Design Leonetto Cappiello)

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フィレンツェの有名芸術学校アカデミア・カピエッロ(Accademia Cappiello)は、生徒達が創造性を表現し、そしてその創造性を実際の仕事で活かすチャンスを見出すのに理想的な場所となっています。ここはアイディアを形にできる場所なのです。

学校の名前は、1900年代初頭にパリで活躍したリボルノ出身のイラストレーター、レオネット・カッピエッロにちなんで名づけられました。1956年8月28日に教育文部省公認の学校になり、イタリアの芸術学校の中で一番最初もしくは、初めにできた学校のうちの一つです。

60年余りの歴史を有し、教育と養成の経験とすぐれた教員のおかげで、アカデミア・カピエッロは、グラフィックデザイン、インテリアデザイン、デジタルコミュニケーションの分野でプロの養成をすることに特出した実績を持つ私立の教育機関となっています。

熟練の教授は、自身のアーティストとしての側面を発揮すると共に、一方では教育者として情熱を傾けてきました。授業では、最適なソフトフェアを使用しつつ、生徒の作品の完成を指導し、また教授達の経験を生かし厳しい仕事の世界で生きていくための最良のものを提供しています。この学校の主なプログラムとなっている広告用グラフィックデザイン、インテリアデザイン、そしてデジタルコミュニケーションは、一年間のコースとなっています。学生たちは、一年間で集中的に、専門的でプロフェッショナルな内容の濃いカリキュラムの授業を受けることができます。また夜間のコース(期間は様々)もあり、2014年からは外国人向けに英語のコースも開いています。

アカデミア・カピエッロの生徒達は多くのコンクールに参加し、これまでに数多くの褒賞や賞を獲得しています。2013年春、学校は、場所と校舎を一新し、フィレンツェのミケランジェロ大通りに移転し、記念式典が開催されました。

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フィレンツェのフランチェスコ・ディベネデッティ(Accademia Cappiello)

今日は、フィレンツェにある美術学校Accademia Cappiello(カピエッロ)の学生フランチェスコ・ディベネデッティ君を紹介します。
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1977年南イタリアのバルバッタで生まれた彼は、もともと絵を描くのは好きだったけれど数学も得意だったので、会計士の専門学校を卒業し大学では経済学を学びました。彼は、変化することが嫌いなようで、子どもの頃から自分の時間といるべき場所をきっちり決めて、規則正しい毎日を過ごしていたようです。

しかしそんなある日、彼の人生のパートナーになるスザンナと出会い、変化が大嫌いだった彼の人生がガラリと変わります。スザンナは彼と全く正反対の性格らしく、新しいことに挑戦することが大好きだそうです。2人は、互いに影響を受けながら愛し合い世界中を旅して回りました。そして最終的にフレンツェに移り住んだ彼は、ルネッサンス文化の色濃いこの町に刺激され、子どもの頃のように絵を描くようになりました。

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また、絵を描く傍ら彼は執筆の仕事も始め、これがインターネットのおかげで、風刺ライターとしてちょっとした成功を収めました。彼の書いたものが雑誌、インターネット・サイト、本、テレビ番組で取り扱われるようになり、いくつかの出版社からも仕事をもちかけられるようになってきました。ユーモアは広告のスパイスになると考えた彼は、自分の中から湧き出る創造力を広告の世界で活かすことに決めました。

作品の中でユーモアやパラドックスを用いるのが彼のスタイル。ミニマリズムやシュールレアリズム、幾何学や数学を想起させるものが、今はお気に入りのようです。

Illustrazione per Alice in Wonderland

 

 

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stu-artストーリー(4) 〜stu-artのロゴコンペ2

オフィシャルロゴを決定しました!!

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って、もうwebサイトに掲載してますね。(笑)

このロゴは、ミラノ工科大学ポリデザイン学科の大学院生Lorenzo Riminucci君が考案してくれました。
とてもエレガントなデザインながら、パッと見ただけで記憶に残るインパクトや力強さも合わせ持っています。stu-artを出発点にこれから将来大きく飛躍するデザイナーやアーティストを象徴するにふさわしいロゴではないでしょうか?

これは、ミラノ工科大学で行った表彰式の模様です。日本式に「表彰状」を手渡しました。

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Lorenzo君は少しはにかみながらもクラスみんなの大喝采を浴びていました。

To be continued

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