ヒガシモトキカイ ~himuro開発ストーリー#17

仲川市長にご紹介いただいたヒガシモトキカイさんは、1969年に奈良県生駒市で創業された食品加工機械メーカーで、ハム・ソーセージ製造機械では原料処理から熱処理までの各工程に必要な機種を網羅し、設計、製作、組立、制御盤組立、ソフト制作、運送、据付まで全て自社で行っておられます。
まさにhimuro開発に不可欠な要素を持たれている会社です。

後日さっそく藤原先生とともに本社にお邪魔しました。
緑に囲まれた広い敷地に社屋と工場があり、手入れのされた植栽や清潔で整頓された工場が印象的です。
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私たちの訪問に、岡田社長を始め、武市開発部長、赤埴生産部長(なんと一条高校OBです!)、開発部の松本さんが応対してくださいました。

・かき氷や氷文化が奈良発祥であること
・氷室神社が全国のかき氷店の聖地であること
・奈良発のフロンティア製品として、次世代かき氷機を「奈良」で開発したいこと
・寿司・すき焼き・ラーメンに続き、かき氷を世界に広めヒットメニューにしていきたいこと

などを説明しながら、4月から弊社で試行錯誤したことをお聞きいただきました。

私たちの話をじっくりとお聞きになられた岡田社長は、もともと奈良の歴史にとても興味を持たれ、郷土愛とともに奈良の振興や製造業の発展への貢献になるならと、製品開発のコラボレーションを快くお引き受けくださいました!!
岡田社長、ヒガシモトキカイのみなさま、ありがとうございます!
そして、すばらしい会社をご紹介くださった仲川市長に厚く御礼申し上げます。

開発の担当になって下さるのは、奈良工業高等専門学校を卒業された若手のエース松本さんです。
これから目指すべき食感品質(かき氷のふわふわ感)の認識共有や今後の工程調整でたびたびお邪魔することになります。

いよいよ試作が本格的に始まることで、私自身ワクワクしています。できることなら8月の終わりまでに、氷削メカニズムのメドをつけ、9月ミラノ工科大学でのデザインワークショップに間に合わせたいと考えています。
ふとしたきっかけで4月に始まったHimuroプロジェクトが、多くの方との出会いによってこんなすばらしいカタチに拡がりました!
これも藤原先生、乾社長を始め、みなさまの暖かいご支援とご指導のおかげです。
本当にありがとうございます!

しかしこれからが本番です。来年5月のデビューに向けて全力で走ってまいります!

つづく。

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